2017.8.13
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マイコン独立大作戦
カラーキャラクタディスプレイインターフェース回路の製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
独立大作戦の作戦その1はCRTインターフェースボードの製作です。
作戦その2はキーボードインターフェースです。
作戦その3は、SDカードインターフェースです。
作戦その4は、ROM/RAM/RTCボードです。
作戦その5は、カラーキャラクタディスプレイインターフェース回路です。
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[第6回]


●宇宙船エンタープライズ号に色をつけてみました!

またまた間が空いてしまいました。
このところ毎日かなりハードな内容をこなしているため、ついHPの更新が後回しになってしまいます。
毎回同じセリフですけれど、気長にお付き合いをお願いいたします。

さて[第3回]では文字と背景を色表示するためのエスケープシーケンスを組み込みました。
そこではZB3BASICでのエスケープシーケンスの色表示例をお見せしました。
エスケープシーケンスを組み込んだのはZB3BASICではなくて、それよりも下層のマシン語の文字表示ルーチンです。
その表示ルーチンはZB3BASICだけではなくて、ZB3DOS(CP/M互換DOS)でも文字表示のときにコールしているルーチンですから、このエスケープシーケンスはZB3DOS(CP/M互換DOS)でも同じように使えるはず、と書きました。

エスケープシーケンスはBASICでなくても、マシン語のプログラムでも使えるのですけれど、やっぱりBASICのPRINT文の中で使うのが簡単です。
CP/MのBASICということになれば、やっぱりMBASICということになりますでしょう。
そしてMBASICということでしたら、「STARTREK」ということになりますでしょう。

「STARTREK」はBASICプログラムですけれどハンパではありません。
全てを着色できれば最高!でしょうけれど、今の私にはとてもそれをしているだけの時間がありません。
ですのでスタート部分の「エンタープライズ号」のところだけ色表示をしてみました。

ゲームがスタートするとエンタープライズ号は画面左上から右下にスクロールしながら表示されていきますが、前回書きましたように文字だけではなくて色の情報もスクロール表示するようにしましたので、「色ズレ」することなく表示されています。

こちらがその部分のプログラムリストです。

エスケープシーケンスを追加するためにオリジナルのプログラムリストを一部変更しています。
CHR$(27)がエスケープコード(1BH)です。
行番号215、232、234、285が色表示のために追加した行です。
色表示のためのエスケープシーケンスは[第3回]で説明しています。

ここで紹介しておりますカラーキャラクタディスプレイインターフェースボードとROM/RAM/RTCボードはマイコン独立化セットの追加オプションボードとして、組立キットおよび完成品での供給開始をめざして現在準備中です。
供給できるようになりましたら、ぜひ[第3回]での説明と上のプログラムリストを参考にしていただいて、星間バトル画面の色表示に挑戦してみてくださいませ。

カラーキャラクタディスプレイインターフェース回路の製作[第6回]
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