2019.6.24
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[新連載]CPLD入門!
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いつか使うことになるだろうと思ってはいたのですが。
何を今頃になって、というようなものですが。
ようやく本気で、CPLDと四つに取り組みます。
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[第77回]


●QuartusUV13.0sp1のダウンロード(2)ユーザーIDの登録

前回もちょっと書きましたが、数年前にQuartusUをダウンロードしたときには、とくにユーザーIDの登録などは必要なかったように思います。
あるいは記憶違いだったかもしれませんが、とにかくそれほど面倒な手続きだったという記憶はありません。
QuartusUV13.0SP1は、EPM7032SLC44をテストするために必要だったので、今年のはじめごろにダウンロードしたのですが、結構手続きが面倒だったように記憶しています。
でも何ヶ月も経つと、どのように手続きしたのか、もうはっきりとは思い出せません。
しかしとにかく皆様にもダウンロードして使っていただこうとしますと、やっぱりその手順について詳しく書かないわけにはいきません。

ということでもう一度ユーザーIDの登録のところから実際に体験して、その手順を画像として記録しました。
QuartusUはALTERAのCPLD、FPGAのための開発ツールですが、ALTERAがINTELに吸収されてしまったために、現在はINTELのサイトからダウンロードします。
INTELのサイトからダウンロードするにはあらかじめユーザーIDを登録する必要があります。
それが結構面倒でおまけにわかりにくいところがあって、今回は丁寧に説明しなければと思ってかえってどこかで間違えてしまい、INTELの製品購入のためのユーザーIDを登録させられてしまいました。
とにかくわかりにくいです。
特に最初の新規ユーザー登録のところになかなかいきつけません。
数回の試行錯誤をした結果、これなら間違いなく手続きできるという手順を確認しましたので、画像を見ていただきながら説明することにします。

私は、QuartusUV13.0SP1をWindows7(32bit)で使っています。
試しにWindows7 64bitにもインストールしてみました。
最近はWindows10のユーザーも増えてきたようですので、今回の説明ではWindows10(32bit)にダウンロードしてみました。
手順や手続きなどはWindows7でもWindows10でも、また32bit、64bitのどちらでも特に変わるところはありません。
それではいよいよ手続きの開始です。

まずGoogleで下の通りに検索語句を入力して検索をします。

2番目に表示されるQuartus II Web Edition − Download Center for FPGAs − Intelのリンクをクリックします。

するとQuartus II Web Editionのダウンロードサイトに行きます。

ユーザー登録が済んでいないので、まだ実際にダウンロードはできません。
でもとにかくここに行く必要があります。
いずれ最終的にはここでダウンロードしますから、その練習も兼ねるつもりで本番のように入力します。
バージョンを選択:のところが13.0sp1になっていなければそのように選択してください。
ダウンロード方法は、「ダイレクト・ダウンロード」を選択します。
その下のダウンロードファイルのところは最初は「個別ファイル」が選択されていますが、「一式ファイル」を選択します。
するとその下のダウンロードファイル名が上の画像のように表示されます。
これが最終的にダウンロードする目的のファイルです。
右の↓をクリックします。

Sign Inのページになります。

右側のRegister now for an individual accountをクリックします。

ユーザー登録のページになります。

ここをきっちり埋めないとNext Stepへは行けません。

下は私が実際に登録した画面です。

Business Email Addressとありますから、メールは多分フリーメールではだめなのでは?と思います。
個人でもインターネット接続プロバイダなどに申し込んだときにもらえるメールアドレスなら問題ないと思います。
私はすでにthisida@alles.or.jpで登録してしまっていますから、別のメールアドレスを用意しました。
Use my email as usernameにチェックを入れると、メールアドレスがユーザーIDになります。
そのほうが面倒がなくていいと思います。
問題はパスワードです。
8字〜15字で、少なくとも1文字以上のアルファベットと1文字以上の数字を含めることとあります。
ちょっと変わっているのは1字以上のspecial characterが必要という点です。
#%&などの記号を少なくとも1字は含めなさいということです。

ここで問題が発生してしまいました。
何回パスワードを入力しても使えない文字がある、というエラーメッセージが表示されてしまいます。
やっかいなことに再入力するたびにメールアドレスも再入力を要求されます。
まさか半角のところを全角にしたりはしてないはずだが?
そう思ったところ、はじめて奇妙なことに気が付きました。

普通はAなどが表示されている右下のIMEのところがXになってしまっています。

なんじゃこりゃあ?
あとで調べてみましたら、どうやらこれはWindows10のせいなのだそうで。
パスワードの入力などのように半角英数(直接入力)が要求されるところでは、IMEの機能を禁止してしまうのだそうですね。
余計なことを。
しかもこの機能が予期せぬところで働いてしまうことがあったりするのだそうで、ネットではその被害に泣く声などが上がっています。
どうしてこういう余計な機能をつけたりするのでしょうかねえ。
全く困ったものです。
それはそうと。
どうやらその辺りに問題がありそうです。
でもIMEが禁止されてしまっているので、実のところどうなっているのか、確かめるすべがありません。
ままよと思って[Shift]を押しながらアルファベットを入力したところ、すんなり通ってしまいました。
結局パスワードのアルファベットのところは大文字になってしまいました。

パスワードの入力が終ったらXがもとのAに戻っていました。

なんだかなあ。

Country/RegionはJapanを選びます。
Job Functionは適当に。
面倒なのでOtherにしました。
次のCountry/Region CodeはJapanを選ぶと+81になります。
国際電話の国別番号です。
次のPhoneは必須です。
ここを記入しないとNext Stepがアクティブになりません。
まあ電話がかかってきたりはしませんから、ここは素直に自宅の電話番号か勤務先の電話番号などを入れましょう。
最後にNext Stepをクリックします。

次の記入項目のページになります。

ここはまあテキトーです。
退職してみえる方はCompany Nameには困るかもしれません。
まあここも適当に…。
以下、お住まいの県、市、郵便番号を入力して、Next Stepをクリックします。

確認のためのページになります。

ここで記入事項の確認と訂正を行ないます。
私は面倒なのでそのままSubmitをクリックしてしまいました。

なんとか入力はクリアできたようです。

最後の確認のためのメールが送られます。
もしメールが届かなければ迷惑メールのフィルタがかかっているかもしれません。
その辺りを確認して、Resend emailをクリックします。

こんなメールが届きます。

メールが届いたら、linkをクリックします。

メールアドレスを確認しました、というページが開きます。

これでやっとユーザーIDの登録完了です。

本日は時間がなくなってしまいました。
次回に続きます。

CPLD入門![第77回]
2019.6.24upload

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