2017.4.6
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マイコン独立大作戦
CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[総合第41回]


●INPUT命令を修正

昨日もほとんど1日かけて部品手配などをしておりました。
昔なら代理店に注文書を送るだけで仕入手配は完了だったのですが、今は何でもインターネットで安く仕入れることができます。
その反面1点ずつインターネット画面で部品名を検索しながら購入手続きをしなければならないため、うんと手間がかかってしまいます。
世の中よくしたもので、全て良いことづくめなんて都合よくいくものではありませぬ。
どこかでそれなりの代償は払うことになります。

昨日はそんな状況で終ってしまったのですが、本日は少し時間ができましたので、気になっておりましたプログラムについてチェックをしました。
BASICプログラムでキー入力に関する部分は、USB接続型の場合には、USB経由で行なうことになります。
その場合スクリーンエディタを含めキーボードからの入力はもっぱらWindows側のプログラムに依存しています。
早い話が恐れ多くもWindowsマシン様をFEP(フロントエンドプロセッサ)として使っているわけで、キー入力も画面処理もほとんどWindows側のプログラムがこなしております。
独立型の場合にはそこのところを全て自前でやらなければなりません。
キー入力と画面表示の基本的なところはスクリーンエディタプログラムを作ってそれで対処しているのですが、すべてそれで済むというほど世の中は甘くはありません。
BASICのキー入力関係の命令はそれぞれにクセがあって、ただスクリーンエディタに制御を渡しただけではまともに機能してくれません。
しかしそこのところに余り関わっていると、ことが運びませんので、そこは目をつぶって、USB接続型と同じでいくからね、と言い聞かせてパスしていたのですが、やっぱりそうは問屋が卸してはくれませんでした。

INPUT文のテストです。

一見よいように見えますが。

実は。

カーソルの位置がズレています。

そこは後で面倒を見ることにして、とりあえず[→]で移動しておいて、データを入力したのですが。

やっぱりエラーになってしまいました。
そこからが本日一日をかけての修正作業です。

なんとか修正できたようなので、例によってまずはRAMモードでのデバッグです。

おお、うまくいきました。
あれ?
B%の入力がおかしい?
それに、INPUT文では文字変数の入力には””は不要だったっけ。
うむむ。
BASICの説明書にはそこのところははっきり書いてありませんねえ。
これは追補を入れるべきでしょうね。

B%の問題は、さてはシステムプログラムのどこかに原因があるか、と思ったのですが、上の画面をよくよく見てみましたら、PRINT文の間違いであることがわかりました。

テストプログラム(INPUTT.TXT)を修正して再実行したところ、問題なく実行できました。
これにて一件落着です。

なおSDカードに対してはSV、SAVEコマンドでのファイル名の上書きはできません。
うっかりしてセーブ済みのデータやプログラムを間違って上書きしてしまわないための配慮です。
Windowsのようにメッセージで注意喚起するとか、元に戻すなどができればよいのですが、そのようにするだけのメモリスペースが残っていませんので、そのようにはできません。
なにとぞご了承をお願いいたします。

CRT/VGAIF+KEYIF+SDCARDIFボードの製作[総合第41回]
2017.4.6upload

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