標準TTLだけ(!)でCPUをつくろう!(組立てキットです!)
(ホントは74HC、CMOSなんだけど…)
[第35回]

●基板が少しずつ完成に近づいてきました

ICはほぼ実装できました。
LEDもかなりつきました。
写真をクリックすると拡大画像を見られます。
拡大画像は、サイズが大きい(4.1MB)ので低速接続環境ではダウンロードに時間がかかります。ご注意ください。

空いているICは、74HC244です。うっかりしていて、在庫を切らしてしまいました。
急いで仕入れなくては…。お盆休みなので、入手できないかも…。

●デバッグ回路を用意しました

ボードができたら、まず動作の確認をしなければなりません。
どうやって、するのでしょう?

メモリを用意して、そこに命令コードを書き込んで、ステップ動作で実行させて…。
ということになるのでしょうけれど、そんなことをまともにやっていたのでは大変です。

そこで、また中日電工製BASICボードの出番です。
適当な基板を利用して即席でメモリ基板を作りました。
当社のBASIC制御ボード(ZB25K)の82C55でコントロールします。

左が今回即席で作ったデバッグ用のメモリボード。右はZB25K。
ZB25Kの82C55入出力コネクタ(26pフラットケーブル)でメモリおよびCPU基板をコントロールするつもりです。

デバッグ用メモリ基板の回路図です。


図の点線ではさまれた真中の部分がデバッグ用メモリ回路です。メモリは32Kバイトの62256タイプを使いますが、テストにはそんなに大きなメモリは不要ですから、上位アドレスは使いません。
A0−A7の256バイトのみを使ってデバッグします。
点線の左側はZB25KのI/Oポート82C55に接続します。
点線の右側部分はCPU回路試作基板につながります。
2008.8.13upload

前へ
次へ
ホームページトップへ戻る