2021.3.13
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第320回]



●TR04の抵抗を再度交換しました

TR04は[第303回]で説明をしました。
その後に一旦はプルアップ抵抗を4.7KΩに、青色LEDの抵抗を100KΩに交換しました。
そのうちのプルアップ抵抗は4.7KΩのままですが、青色LEDの抵抗はもとの22KΩに再交換しました。
前回説明しましたTR02と同じ作業です。
この後ほかの基板についても同じことを書いていくことになります。
何回でも同じようなことを書くことになりますが、組立キットを組み立てるときの参考にしていただくという意味合いもありますのでしばらくの間お付き合いいただきますようお願いいたします。

交換後の最終的な回路図です。
1つの基板に6回路あるうちの1回路の回路図です。

今までの回路のうちR3が変わりました。

最終的に抵抗を交換したあとの基板の写真です。


6回路の内の1回路を拡大しました。


入力になにもつながないで電源をONにしました。

基板全体の電流は最初の15mAから2mAに減少しました。

その代わりにプルアップ抵抗を10KΩから4.7KΩに変更したために入力を0にする(GNDにつなぐ)と10KΩのときの約2倍の電流が流れます。
プルアップ抵抗が4.7KΩなので入力1回路あたり1mA、基板全体では1×6=6mA流れます。
これがTR04の最大電流です。
TR00と同様に入力0の数×1mA+αがそのときの基板全体の消費電流と考えてよいと思います。

入力を全てGNDにしてのテストはTR00で行ないました([第314回])。
TR04ではやっていませんが、そのテストは上に書きましたように入力0の数×1mA+αがそのときの基板全体の消費電流になることを確認するためだけのものですから、TR04でのテストは省略します。
TR04のロジック動作については[第303回]を参照願います。

トランジスタでCPUをつくろう![第320回]
2021.3.13upload

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