2018.12.9
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KL5C80A12マイコンボードの製作

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KL5C80A12はZ80互換の高速高性能8ビットマイクロコントローラです。
残念なことに数年前に生産中止になってしまいました。
しかし当社ではKL5C80A12を使った組込みマイコンボードはまだ健在です。
そのKL5C80A12を使ったND80Z3.5上位互換マイコンボードの製作記事です。
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[第53回]



●MYCPU80システムROM/ND8080システムROMメモリマップ(3)

今回は新マイコン独立化セット用のシステムROMです。
前回説明しましたマイコン独立化セット用のシステムROMはUSB接続型と独立型とに分けてそれぞれを27C256ROMに焼いて提供しています。
今回の新マイコン独立化セット用のシステムROMはUSB接続型と独立型のシステムをまとめて1個の27C512ROMに焼いています。
ROM名はN8U/S1Mです。
ROMの前半32KBにUSB接続型システムが入っていて後半32KBには独立型システムが入っています。

1)こちらが前半32KBに入っているUSB接続型システムです。

この部分は前回の独立化セット対応版をもとにして、新独立化セット対応にしたものです。
SDカードにアクセスできることと、代わりに倍精度浮動小数点演算ができない点はマイコン独立化セットに対応のUSB接続型と同じですが、今回の新マイコン独立化セット対応のUSB接続型システムはさらにリアルタイムクロック制御(READ$、TIME$)とSDカードアクセス機能の追加(ログファイルの読み出し)を加えています。

2)こちらはROMの後半に入っている独立型のシステムです。

27C512は64KBのROMですからアドレスは0000〜FFFFになります。
ND80Z3.5用システムのところでも書きましたが、新マイコン独立化セット用のシステムでは、前半と後半は同じROMエリア0000〜7FFFに割り当てています。
前半と後半はコマンドで切り換えて0000〜7FFFに割り当てて実行します。
上のメモリマップで前半も後半もアドレスが同じ0000〜7FFFになっているのはそのためです。
ND8080の本体ボードには27C512を実装することはできません。
このシステムROMは新マイコン独立化セットのボード上のROMソケットに実装して使います。

前回のマイコン独立化セットではUSB接続をしない「独立型」システムはND8080とMYCPU80とで同じシステムROMを使うことができる、と書きました。
今回の新マイコン独立化セットでも、「独立型」については同じことが言えます。
ただUSB接続型はインターフェースが違うので、そこは共通にできません。
MYCPU80については新マイコン独立化セットに対応したUSB接続型システムプログラムは未作成ですので、「独立型」でのみ使っていただくことになります。
MYCPU80に対しては上記のSN8ROM2Zの部分を27C256に焼いたものか、あるいは上記の27C512ROMを「27C256」の設定で使用することになります。

なおND80Z3/MC80はMYCPU80Bを切り離してZ80CPUを搭載した場合にはND80Z3.5と同じ働きになりますから、[第49回][第50回]のND80Z3.5用システムROMを使って、独立化セット、新独立化セットに接続することができます。
ND80Z3/MC80+MYCPU80Bの構成では、ND8080と同じ働きになりますから、前回と今回のシステムROMを使って独立化セット、新独立化セットに接続することができます。

KL5C80A12マイコンボードの製作[第53回]
2018.12.9upload

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