2020.3.2
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第295回]



●GA−8IG1000−G

[第290回]に書きましたように、ヤフオクからSocket478マザーボードを4点落札しました。
落札したのは以下の4点です。

MSI MS−7005(651M−L) チップセット SIS 651/962L
MSI MS6533XG チップセット SIS 651/962L
BIOSTAR P4TSV チップセット INTEL 865G/ICH5
GIGABYTE GA−8IG1000−G チップセット INTEL 865G/ICH5

いずれもCPU、クーラー、メモリ付きでBIOSの表示までは確認済みということでしたので、当初はWindows98SEのインストールについては楽観していました。
確かにいずれのボードもWindows98SEのインストールは問題なくできました。
しかしその後で思ってもみなかった困難な事態に遭遇してしまいました。
その後の回で書きましたように、メーカーのサイトからダウンロードしたチップセットドライバがうまく入りません。
また不足していてダウンロードできないドライバもありました。
結局のところ上記4点のうち3点までが、完全にはドライバが入らないという想定外の事態になってしまいました。
ここまで問題があるとは思ってもみませんでした。
やっぱり古いマザーボード、古いOSを蘇らせるのには相当の困難を伴うことをあらためて認識させられました。

残るは最後の1枚。
GIGABYTEのGA−8IG1000−Gです。
チップセットは前回のP4TSVと同じ865G/ICH5です。
ドライバをダウンロードするためにGIGABYTEのサイトに行きました。
ここは今まで訪れたなかで一番しっかりしているようです。


GA−8IG1000−Gはそこそこ古いマザーボードだと思うのですが、上の画像のように今でもしっかりサポートしているようです。
ほんと、某Intelとは大違いであります。

と、一旦は賞賛したのでありましたが。

Windows98SEについてはChipsetドライバしかありません。
駄目じゃないの。
Gigabyteよ、お前もか。

ちょっとがっかりしてしまいましたが、ここで諦めるのは早すぎます。

OSの選択をAllにしたところ、ChipsetだけではなくてLANやVGAも表示されました。
問題はWindows98SE対応のドライバがあるかどうかということなのですが。
VGAドライバでは残念ながらWindows98SE用はありませんでした。
WindowsMEならあります。
駄目元でそれをダウンロードしました。

ついでにLANドライバも確認してみました。

LANドライバはWindowsME、Windows98にも対応しているようです。
これは使えそうです。
一番最初に見たChipsetドライバとVGAドライバとLANドライバをダウンロードしてCDROMに焼きました。

いよいよドライバの組込みです。
Windows98SEをインストール済みのGA−8IG1000−GにまずはChipsetドライバのインストールを試みました。
これは問題なくインストールできました。
次はVGAドライバです。
WindowsME用なのですが、うまく入るでしょうか。
やってみたところ、案ずるより産むが易しで、特に問題なくVGAドライバも組み込まれました。
ME用ということだったのですが実際にはWin9Xというフォルダがあって、それを指定することでうまくインストールできてしまいました。
逆にME用のフォルダはありません。
どういうこと?
ま。
私の場合Windows98SE用がありさえすればよいのですから。

おお。
これは、これは。

気をよくしてLANドライバもインストールしようとしたのですが…。
入りません。
どうやらWindows9X用のファイルが欠落しているようです。
だめじゃん。
うう。
ここまで順調だったのに…。
残った最後の一枚も駄目だなんて。
かくてあえなく希望の光は潰えてしまいました。
もう、がっくりです。
肩の力が抜けてしまいました。

パソコンをつくろう![第295回]
2020.3.2upload

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