2025.6.27
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パソコンをつくろう!(パソコン自作のすすめ)
組み立てキットを使って自作に挑戦!

[第344回]



●突然ビープ音が!

本日はWindows98SEパソコンのHDDについて書く予定だったのですがタイトルにありますようにまさかのハプニングです。
急遽予定を変更してこれを書いています。
えっと。
やっぱり順序だてて説明しなければいかにも唐突になってしまいます。
突然と書きましたが今回の問題は上に書きましたようにそもそもはWindows98SEパソコンのHDDが全ての始まりです。
そこから説明しないといけませんでしょう。
前回の写真にありますように問題のHDDは昔のIDE(ATA)タイプの3.5インチタイプです。
前回の写真を再掲します。

そのHDDについて書くためにちょいと確認をしようとしてパワーONをしたところ突然のけたたましいビープ音です。
突然発生した想定外の出来事です。
こんなことを書くつもりではありませんでした。
前回もちょっと書きましたがこのWindows98SEパソコンのマザーボード(GIGABYTEのGA−8VM800M)は何年使っているのかも定かではない年代物です。
いつお亡くなりになっても不思議ではありませんが突然こういうことになりますと心の平静を失います。
かなり大きなビープ音です。
降ってわいた大事件ですからもう予定もへったくれもありません。
もちろんこの緊急事態に対処すべく予定を変更して全力で問題の解決に取組みました。
当然その一部始終はノートに書き留めましたがやっぱりメモ書きになってしまいます。
記憶が薄れてしまわないうちに備忘録として書いておくべきでありましょう。

突然のビープ音とハードディスクがどう関係するのかまずはその説明が必要です。
繰り返しになりますがこのHDDは旧式のIDE(ATA)接続の3.5インチHDDです。
いまどきはSATA接続が普通ですがATA接続は40pinのフラットケーブルでマザーボードと接続します。
なんですか。
YouTubeなどを見ますと皆様SATAをサタと発音していらっしゃるようで。
それじゃATAはアタか?
ほんとうのところは知りませんが私はATAは普通にエーティエーと言っておりました。
IDEはふつうにアイディイーです。
ATAに対してシリアルATAですからSATAです。
それならふつうにエスエーティエーでしょうが。
また余談になってしまいました。
この際読み方などどうでもいいです(しかしサタはいささかひっかかります)。

もとに戻ります。
実は。
悩ましい問題がてんこ盛りなのです。
そもそもの問題は上の写真のWindows98SEパソコンのHDDを一ヶ月ほど前に換装したことから始まりました。
ややこしくなりますからその顛末については後で書くことにします。
とにかく写真にありますHDDをIDEコネクタがある別のWindows7パソコンに接続して内容を確認しようとしたところなんとHDDを全く認識してくれません(そのことについても別途書かなければいけないようです)。
フラットケーブルの問題かと思って上の写真のWindows98SEパソコンのケーブルと差し換えて確認したりしていましたら。
突然ビープ音が鳴ってしまいました。
それがことの顛末です。

何なんでしょうかねえ。
とにかく私の場合こういうことが実によくあるのです。
トラブルが集中して波状攻撃的に連続して襲来します。
もうやめてほしいなあ。
お決まりの悪霊退散祈願であります。
問題が次から次へと発生します。
うわあ。
えらいこっちゃあああ。
こうなるとHDDもIDEケーブルもそっちのけです。
このビープ音をなんとかしなければ。

大抵はピッピッとかピーピーとかという感じなのですが今回は緊急自動車のサイレンよろしくビーイイイイという長音です。
一呼吸置いてまたビーイイイイが続きます。
思わず電源を切ってしまいたくなるほどの警報音です。
ネットで確認してみましたがどうも該当するものが見当たりません。
GIGABYTEのマザーボードでは長音と単音の組み合わせというのはあるのですが長音のみの連続(数秒間ピーが連続、一呼吸あってまた数秒間のピー)というのはないみたいです。
どこかに異常が発生したときに鳴ると書いてあるのも見ましたがそりゃ異常に決ってるでしょうが。
でもCPUファンは回っていますし見たところ完全にお亡くなりのご様子でもないような。
どうやらIDEケーブルを差し換えたことがきっかけのようですからとにかくはIDEケーブルを外して電源のON/OFFをしてみたのですが変わりません。
ネット上の情報はあることないこと、ガセネタもいっぱいあります。
電源不良という説もありますね。
CPUが駄目だとか。
迷いますなあ。
結局自力解決しかないようです。
こうなったら思い付くままやってみるしかありません。
うむむむ。
メモリを外してみるか。
ふつうはメモリを外したら警報音は変わるはずですが。
やっぱり同じピイイイイーです。
うむむ。
メモリではないか。
メモリをもとに戻しましたら。
あれ?
いつものピッという音がして。
ふつうに起動してしまいました。
やれやれ。
直ったか。
では、ということでまたIDEケーブルをIDEコネクタに差しましたら。
またピイイイイー。
あわててケーブルを外して電源を入れ直しましたがやっぱりピー音は止まりません。
それでまたメモリを脱着して電源ONをしましたら。
ピッと言ってふつうに起動してしまいました。
そういえば。
どこだったか思い出せないのですがノートのどこかにIDEケーブルを差し換えたら起動しなくなることがあると書いてあったような。
はっきりしたことはわかりませんがなにしろ年代物のマザーボードですからIDEコネクタにちょっと弱いところができてしまってそこをさわると誤作動してしまうということのようです。
それとメモリがどう関係するのか。
それもよくはわかりません。
ひょっとするとブリッジかも。
IDEはサウスブリッジか。
あれ?
メモリはノースブリッジですね。
うーん。
直接の関係はないか。
やっぱりよくわかりません。
ですけれど。
このマザーボードの場合にはなるべくIDEはさわらないほうがよいようです。
そしてピイイイイー音がした場合には一度メモリを脱着してみると直る可能性が高いようです。

そういうことでひとまず一件落着ということにいたしましょう。
しかし。
ほんと。疲れるなあ。

パソコンをつくろう![第344回]
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