2022.7.1
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PIC−USBIO using BASIC

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USBインターフェースを内蔵したPICを使ってWindowsパソコンで外部回路を制御するための各種I/O基板の製作記事です。
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[第17回]



●数の大小比較、IF文、GOTO文

もう少し文字列関係について書くことがあるのですが、それにも関係してきますので先に今回のテーマ、数の大小比較、IF文、GOTO文について書くことにします。
数値の大小比較は2つの変数、定数を以下の関係演算子で示します。
> 大きい
< 小さい
= 等しい
# 等しくない
>= 大きいか等しい
<= 小さいか等しい

下は使用例です。

Aに5、Bに3が入っています。
AとBの大小を比較してその結果をPRINT文で表示します。
上のプログラムを実行しました。

2変数AとBを関係演算子でつないだ式は2数を比較した結果によって1(真)または0(偽)の値をもちます。
A=5、B=3ですからA>B、A#B、A>=Bは1(真)でそのほかは0(偽)になります。
上の例のように関係式を()で囲って示すこともできます。
上記例のような関係式は主にIF文の条件として使われます。
下はIF文で使った例です。

一見すると不統一な書き方をしていますが、これはテストのため命令文を大文字と小文字で書いたり間にスペースを入れたりしているためです。

普通のBASICではIF文はIF〜THEN〜ELSEの形をしています。
しかしPIC−USBIO用BASICでは簡略化するためTHEN、ELSEは使いません。
IF文の条件式の結果が真ならばその行の続きの命令が実行されたあと、次の行に移ります。
条件式の結果が偽のときはその行の続きは無視されて次の行に移ります。
真のときも偽のときもそのままでは次の行が実行されるため、それが都合が悪い場合には上の例のように行末にGOTO文を置きます。

PIC−USBIO using BASIC[第17回]
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