2016.9.9
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マイコン独立大作戦
CRTインターフェースボードの製作

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WindowsパソコンにUSB接続して使う現行方式はそれなりに便利ではありますが、ときとしてWindows
のしがらみから開放されて、小さいながらも独立した一個のパソコンとして機能したいと思うこともあります。
昔はそれが普通のことだったのですが、安価なCRTディスプレイが生産中止となって久しい今日ではそれ
は叶わぬことと諦めていたのですが…。
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[第11回]


●オシロスコープが到着しました

首を長くして待っていたオシロスコープが到着しました。
ソニーテクトロニクス社製デジタル2現象オシロスコープ250MS/S(サンプル/秒)です。
これでやっと作業ができます。

ネットでこの機種の解説を見ると300MHzと書いてあります。
250MS/Sで300MHzをどうやって測定するんじゃ、とちょっと疑問に思いますが、ま、200MHzぐらいまではいけるでありましょう。
壊れてしまった長年愛用のソニーテクトロ製オシロスコープは100MHzですから倍以上の性能アップです。

下はさっそく使用中の写真です。

CH1(上側)はCRTIFボードの垂直ブランキング信号です。
写真のLの期間(約3.5ms)は表示がブランクになります。
昔のブラウン管テレビではこの期間に電子銃が下から上に移動します。
CH2(下側)はND80Z3.5でその垂直ブランキング信号を読み取ってテストのためI/Oポート(82C55)から出力した信号です。
ビデオRAMに表示データをいきなり書き込むとその間は通常の表示が行なわれず、画面に白または黒のパルス状のホシが表示されます。
画面を乱さないようにしながら表示データを書き込むには、垂直ブランキング信号(3.5ms)を読んで、その期間中に書き込みを行ないます。

2432Aについてはもう少し書きたいことがあるのですが、本日は時間がなくなってしまいました。
それについては次回に書くことにいたします。

CRTインターフェースボードの製作[第11回]
2016.9.9upload

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