2024.6.14
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トランジスタでCPUをつくろう!
トランジスタで8080をつくってしまおうというまさにびっくり仰天、狂気のプロジェクトです!
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見事にできましたら、もちろんTK−80モニタを乗せて、それからBASIC、CP/Mを走らせましょう!
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[第455回]



●「TR74D」シフトレジスタ

一週間ぶりの更新になってしまいました。
相変わらず多事多忙です。
ひょんなことから今年の2月から書いてきましたトランジスタロジック回路もやっと大詰めまできました。
シフトレジスタは最後まで残っていた懸案です。
TTLなどではビットレジスタごとにRSフリップフロップを配してその出力を隣の入力につなぐ形になっています。
それをそのままトランジスタロジックでやろうとすると遅延時間がトランジスタごとに微妙に違ったりしてうまく動作しない可能性があります。
それでTR74Dを使えばそこのところがクリアできるのではないかと考えました。
下はそのように考えたとりあえず2ビットだけの回路です。

左側(1)のQ’_出力を右側D入力に繋ぎます。
どちらも同じクロックを入力することで左のビットにラッチされていたデータを右のビットに入力することができるはずです。
このままだと(1)のD入力の反転出力がQ’_ですから(2)のQ出力は反転してしまいます。
本当はQ’_出力をインバートしてから(2)のDに入れなければいけないのですが、とりあえず最初の基本的な動作のテストとしてはこれで出力波形を確認することでもシフトレジスタの動作になっているかどうかを確認することができるはずです。

動作テスト中の写真です。

左側はクロック発生回路基板です。
右側はTR74D基板です。
このようにして出力波形をオシロスコープで観測しました。
本日もやっとここまで時間をみつけて書いたのですがまだオシロの写真の整理ができていません。
それは整理したうえで次回説明することにします。
本日は短いですがここまでで終ります。

トランジスタでCPUをつくろう![第455回]
2024.6.14upload

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