2015.12.1

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新製品の紹介(プチ連載です)
MYCPU80用増設I/Oボード組立キット

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たまにはちょいと息抜きで小品も作ってみたいものです。
簡単にチョイチョイと…。
でも、なかなかそうは簡単にはいかなくて、いつものごとく回を重ねてしまうことになるのかも…。
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[第1回]


●MYCPU80用増設82C55基板です

今頃になって、というようなものですが、とにかくずっと時間がなくて、こんな簡単なものでも作る余裕がなかったのです。
MYCPU80はごく簡単な数ビットのI/Oがあるだけで、本格的なI/Oはもっていませんでした。
そもそもはCPUを作るということが目的でスタートしたものでしたので、I/Oにまではとても気が回りませんでした。
MYCPU80の開発の終わりごろになって、TK−80回路を載せてしまおうというところまでは思いついたのでしたが、スペースの関係もあって、基板上に82C55を置くことまではできませんでした。
いつかそのうちと思いつつ、あっという間に数年が経過してしまいました。
とは言ってもMYCPU80は見ての通りの巨大な基板ですから、その外にI/Oをつないで一体何を制御するのだ?という疑問も出て当然でありましょう。
いえ、実は内心そういう思いもあって、なかなか実際に作り上げるところまでは踏み込めなかったのです。
まあ、何に使うかは皆様方にもそれぞれお考えいただくこととしまして、何はともあれ実物をお目にかけましょう。

こちらは拡張用のバスコネクタをフル実装したところです。

基板サイズは100mm×50mmです。
このところこのサイズにはまっています。
基板上部の26pinコネクタがI/O(82C55)の入出力用フラットケーブルコネクタです。
いずれ詳しく説明しますが、端子配列はND80ZV、ND80Z3.5と同じです。
I/Oアドレスは右上のショートピンで選択します。
80−83、84−87、88−8B、8C−8F、90−93のうちから選択できます。
ということは。
MYCPU80に複数枚のI/Oボードを接続可能な設計になっているのです。
基板左側、下方にあるバスコネクタはMYCPU80に接続するためのもので、本来は16pin、26pin各1個でよいのですが、複数枚を接続する場合にはこのようにバスコネクタを2個実装することで、さらにこの基板の外にもI/Oボードを増設できるように考慮してあります。

こちらは同じ基板なのですが、バスコネクタを基板裏側にとりつけています。


こちらがその裏側です。

このバスコネクタの目的については次回に説明します。

部品実装前のプリント基板です。

82C55のほかにはI/Oアドレス選択用に74HC138があるだけのシンプルな基板です。

MYCPU80用増設I/Oボード組立キット[第1回]
2015.12.1upload


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