2025.1.25
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PICBASICコンパイラ

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まるでインタプリタ。でもコンパイラです。超カンタン超シンプルです。
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[第203回]



●PIC16F627(4)3.1Vでは駄目でした

PIC16F627にテストプログラムをうまく書き込めたようなので実際に動くかどうか動作テストをしてみました。
[第198回]でPIC16F1827で行なったのと同じテストです。
ところが。



全く動いてくれません。
1個光っているLEDは通電時に点灯するLEDです。
単三2個で3.1Vありますからほぼ新品の乾電池です。
PIC16F627は3Vあれば動作するはずなのですが…。


[出典]Microchip Technology Inc.PIC16F62XData Sheet

ちょっとあせりました。
でも。
ひょっとしたらと思って+5Vをつないでみましたら。



無事動作しました。
PIC16F1827は3Vでも動作したのですけれど。
なんたってPIC16F627は昔のPICですから、余裕がないのかも。
このPIC16F627の現物自体がいつ買ったのかわからない代物ですからあるいはちょっとへたっていたのかも。

ロジアナでCPUクロックを確認しました。



PROBE00はRA6端子の出力です。
CONFIGでCLKOUTモードを指定したので内蔵発振クロック(4MHz)の1/4のクロックが出力されています。
ちょうど1MHz(1μs)です。
PROBE01はRB4の出力です。
4μsごとにRB7〜RB3、RB1の出力が反転します(下記参照)
;
;1msec timer
t1ms
        movlw 0fa;=250  
        movwf cntr0
t1ms2;4micros
        xorwf PORTB;1
        decfsz cntr0;1
        goto t1ms2;2
        return
;
        end
;

WにはFAが入っているのでXORWF PORTBを実行するたびにWレジスタの1のビットに対応するPORTBのビットが反転します。

PICBASICコンパイラ[第203回]
2025.1.25 upload

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